筋腱複合体のバイオメカニクス
- MRIによる力発揮時の筋・腱組織動態計測
- 筋・腱損傷の研究
共同研究先のひとつUniversity of California, San Diego校にて
- 超音波Bモード法による力発揮時の筋束・腱組織動態計測
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- 有限要素シミュレーションを用いた力発揮時の筋・腱組織動態解析
- トップアスリート(特に陸上競技選手)の筋腱の特長についての研究
- 800m 元世界記録(1’41”11)保持者 ウィルソン キプケテル選手,
5000m,10000m 元世界記録(それぞれ12’39”36, 26’22”75)保持者 ハイレ ゲブラセラシェ選手と
トレーニング・体力関連
- 教師教育におけるスポーツ健康関連科目の改善について
なども共同研究を通じて行うことは可能です。
小田 俊明 (Toshiaki Oda)
兵庫教育大学 学校教育研究科 准教授
兵庫教育大学 陸上競技部 監督
理化学研究所 生体力学シミュレーション研究チーム 客員研究員
長崎県 五島市 出身
五島高校,兵庫教育大学,筑波大学大学院,東京大学大学院,理化学研究所を経て現職。
一言
人体はとても不思議な存在です.いつも一緒なのに我々は自分の体について知らないことがたくさんあります.
何故こんな形をしているのか?,こんな形や仕組みをしていることによってどんな利点があるのか?欠点はないのか?疑問は尽きません.
そんな不思議を少しでも解き明かしたい,そして,できれば世の中のためになることを見つけたい というのが,私の基礎的な研究に対するモチベーションの一つです.
もともとは,スポーツが上手になるには(競技に強くなるには)どうしたらいいのか知りたい,というのがこの分野へ進んだ理由です.
現在もそのような応用的観点の研究も行っています.トレーニングの知識はリハビリテーション,運動指導への親和性が高いため,いろいろな分野に応用が利きます.本研究室に来てくれる学生はこちらの興味を持つ方が多いです.
当研究室では,バイオメカニクスに興味をもってくれる大学院生を広く募集しています.
学部時の専攻は問いません.現在も体育学部,教育学部,社会学部,理学部など色々なバックグラウンドの院生がいます.これまでに勉強してきたことと適性を考えて,研究テーマを一緒に探しましょう.
本学大学院では,小学校・中学校・高等学校の保健体
育専修免許,特別支援学校の教員免許状も取得できます.スポーツ推薦で私立大学へ進学した後,保体の教員免許を取得し教員になりたいと思った学生,体育系
の大学を卒業後に特別支援学校への就職を志して本学や本研究室へ来てくれている学生もいます.
また,学部卒業時点で小学校の教員免許状を持っていないけれども,将来,小学校で教職に就きたいと考えている人を幅広く受け入れています.(長期
在学制度を活用した3年制で,小学校教員1種免許状とともに,修了時には専修免許状も取得できます) 専攻が異なるためにゼミ指導は主指導とはなりません
が,学内共同研究を行っています.大学院で小学校専修免許を取得し,スポーツ科学・陸上競技の勉強・競技を続けたい方はこちらの選択肢もあります.
本学には学校教育学研究科の博士課程もあります.私も博士課程の主指導教員になれます.
進学に興味がある方,質問は遠慮なくまでご連絡ください.
研究領域
運動器(特に骨格筋)バイオメカニクスを基礎として
応用生理学,トレーニング科学,医用工学など学際的に
研究を行っています.
主に研究に用いている方法論
医用画像計測(MRI,超音波法など)
コンピュータシミュレーション
動作解析
筋力測定
EMG
その他の情報は以下を参照ください
兵庫教育大学 研究者総覧 小田俊明のページへ(履歴,担当授業,主要業績等)へのリンク
http://hute-rd.hyogo-u.ac.jp/profile/ja.cnY93.oNAlHKMKib2zbR.Q==.html
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